やって後悔したスキンケア

 

今まで色々なスキンケアを試してきて、これは良かったなということもあれば、これはしなければよかったと思うこともあります。

 

良かったなと思うケアもしなければよかったと思うケアも、どちらも肌を綺麗にしたいという気持ちで行っていたことには変わりないのですが、肌状態で判断すると結果的にその後もしているかどうかは分かれてきます。

 

過去、ニキビや毛穴、乾燥、くすみと悩まされてきましたが、その中で私がしたケアで「これはしなければよかった」ととにかく後悔するケアがいくつかあります。

中でも「過度な保湿」と「毛穴いじり」は特に後悔していて、これをしていなければもっと肌状態の改善が早かったのではないかとも思います。

今回は、私がしていた後悔した2大ケアについてまとめてみたいと思います。

 

 

 

後悔したケアは？

肌状態や悩みは人それぞれです。

例えば、皮脂が過剰にでて悩む方もいれば、乾燥がひどすぎて全く皮脂がでない悩みがある方もいます。
片方のには良いケアでも、片方にはあまり合っていない場合もありますよね。なので、後悔したケアもどういった肌状態だったのかということにもよります。

あとは、自分の中でどう取り入れたのかというのも結構関係してきます。

例えば、私の過去の後悔しているケアの1つに「過度な保湿」というものがあるのですが、本来肌の保湿はスキンケアの中でも基本中の基本です。しかし、それをどう行ったのかでも後悔するケアに入ってしまうこともあるということです。

 

肌状態、肌悩み、そして言葉の受け取り方、どう実行するのか、どれも大切です。

 

 

過度な保湿

後悔しているケアの1つが過度な保湿です。

保湿はスキンケアの中でも基本です。私もよく、「まずはモイスチュアバランスを整えることから」とよく言っています。

雑誌やサイトを見ても保湿は大切と書いてあるので、とにかく保湿重視のケアをしていました。

 

しかし、今振り返るととにかく与える保湿重視のケアをしている時は、スキンケア後は肌の潤いを感じていても時間経過とともに乾燥していたり、つっぱったり、かゆかったり、一部分粉をふいたようになってしまっている状態になることが続いていました。

なので、自分は乾燥肌だと思っていましたし、もっと保湿をしなければいけないと、導入剤から、高保湿の化粧水、保湿メインの美容液にこってりクリーム、寝る前にも更にクリームと揃えて使っていました。

 

保湿というのは、第一に落とすことから始まります。

ここを見落としていたので、とにかく与えて保湿をしていた私は、塗った時は潤うけれど時間経過すると乾燥する、塗りまくっているので肌には負担がかかってくる、乾燥の原因を取り除けていないので肌状態はよくならないという悪循環に陥っていました。

 

 

そもそも、本来肌は自分でしっかり潤いをキープする機能を持っています。

しかし、クレンジングや洗顔、その他外的刺激なども加わるので、肌に必要な分をスキンケアで補っているのです。それは、過去の私のようにアレもコレも塗らなければ保湿されたような気がしない、これだけ塗っても時間が経過すると乾燥してくるという場合は、補う成分や量が足りないのではなく、違う所に原因があるのかを考えないといけないですよね。

例えば、洗顔クレンジングに問題がある場合や、ターンオーバーうまくいっていない、栄養が運ばれていない、腸内環境が悪い、代謝わるい、外気が乾燥しているなど色々と塗るアイテム以外で肌が乾燥する要因はあります。

ここを解決しないで塗ってばかりいると、どんなものを使ってもあまり乾燥がよくならない、そして肌状態も改善しない、原因を解決できず悩みが長引いてしまいます。

 

もし今、乾燥で悩んでいる方は、塗るアイテムのチェックをするのもよいですが、洗浄アイテムや過ごしている環境の湿度、体の中の内的要因などになにか思い当たることがないかも同時に考えてみてください。

そして、それも解決できるよう取り組むことで、塗るアイテムでの保湿もよりよい変化を感じることができるようになるとおもいます。

 

 

 

毛穴いじり

ちょっとでも黒ずんでいたり、詰まっていたりすると気になってしまい、とにかく綺麗にしたい、清潔にしたいと思ってやってしまっていたのが毛穴いじりです。

 

私の場合は毛穴いじりをやめるまでにかなり時間がかかってしまいました。毛穴は改善するまでに時間もかかる上、このようにいじっている期間も長かったので、ニキビやニキビ跡、肌のくすみや乾燥など改善されても毛穴が目立たなくなるまではかなりの時間がかかりました。

現在、毛穴悩みがある方は改善までに少し時間はかかると思いますが、毛穴いじりだけは絶対にしないことをおすすめします。

 

毛穴いじりでやっていたことは色々とあります。学生の頃だと、貼ってしばらく時間をおいてから剥がすタイプの毛穴シートをよくつかっていました。使うと詰まっているものや産毛も抜けるので気持ちがよく、長いこと使っていました。

更に、何かで見て知ったと思うのですが、鼻全体にオロナインを塗ってしばらく待ち、塗ったものを落とした後に毛穴パックするというのもやっていました。今思うと謎なのですが、それで改善された方がいるのであればという思いで結構な回数をしていたと思います。

他にも、塗ってポロポロがでる系の角質除去アイテムや、ピーリング系のアイテム、あとは拭き取り化粧水もずっと愛用していました。そして角栓を抜くという行為までしていました。

これだけいじっていればよくならないのは当然なのですが、やった瞬間は少し綺麗になるのでついつい毛穴いじりケアをしてしまっていました。

 

 

毛穴の詰まりや酸化して黒ずんでいる場合には、まずは落とすケアでメイク汚れをちゃんと落とすことから始まります。ただここで難しいのは、洗浄力が強ければいいという訳ではないということです。

クレンジングや洗顔選びについては過去記事にもよく書いているのでそちらをご参照くださいね。(カテゴリーごとに記事分けしてあります。または、検索BOXにワード入力いただくと当てはまる記事がヒットしますよ。)

 

あとは、やはり毛穴といえど肌の生まれ変わりサイクルを整えることが改善するには必須だと思います。
特に角栓悩みの場合は無理に無くすという考えは捨て、ターンオーバーサイクルとともに徐々に改善させていく方が、全体悩みを減らすには近道です。

ターンオーバーサイクルを正しくするには、外側、内側からの対策が必要です。

 

また、いままで毛穴いじりをしていたのをやめた時というのは、かなり毛穴が目立ちます。1ヶ月くらいは我慢と思い過ごすようにしていました。ちょっと目立つけれど、その目立ちはいじらないこととターンオーバーによって改善していきます。ひどく目立つ時がいじりをやめてしばらくあるのですが、そこを我慢して乗り越えましょう。

私は、できるだけ鏡は見ないようにして、意識をそこに向けないようにしていましたよ。

 

 

 

過度な保湿と毛穴いじりは、私が今でも後悔しているケアです。

どちらも肌を綺麗にしたいという思いだったのですが、結果的に肌状態の安定までより時間をかけることになってしまいました。

肌悩みがある方は、できるだけ肌に負担をかけないということ、そして肌悩みの原因を取り除くということを意識してケアを決めて見てください。正しいケアができていれば、肌はどんどん綺麗に生まれ変わりますよ。