乾燥から肌トラブルが起こってしまうことは分かるけど、自分の肌がきちんと保湿できているのかはどう判断したらいいのか分からないという言葉をよく聞きます。
美肌コース講座でも、約1ヶ月間のフォロー期間で保湿対策に関しては必ずにチェックしてもらいますし、対策もしてもらっています。
人によって、クレンジングや洗顔でつまづいているのか、クリーム選びが分からないのか、内側からの影響が大きいのかなどは様々なのでその点は一緒に考えて取り組むことにしています。
肌のモイスチュアバランスが整ってこそ、他の肌悩みへのアプローチもできるようになっていくのでまずはここからなんですね。
さて、保湿対策で何から始めるかは人それぞれ違うとしても自分の肌がきちんと保湿できているかどうかはどのように日々チェックすればいいのでしょうか?
肌はきちんと潤っているのかをチェックする方法
肌の潤いチェックをするには、同じ時間、同じ状態で日々自分自身でチェックしていくことが大切になってきます。
まずは、
・化粧水をつける時の肌確認
・スキンケアが一通り終わってから変化を感じるまでの時間
・朝の肌状態
この3つを意識してみましょう。
化粧水をつける時の肌確認
夜のスキンケア時、化粧水をつけた時の肌状態は必ず意識して感じるようにしましょう。
以前から、化粧水は手で覆うようにしてつけましょうとお伝えしていますが、その理由の1つがこれです。
肌に触れる瞬間、「なんだか今日はごわついているな」と感じる時もあれば、「今日はもすべすべしているな」と感じる時もあるかと思います。
化粧水をつけた時の手の平の感覚を大事にして、肌状態の変化を感じて欲しいのです。
最初は、比較ができず自分の肌がどんな状態なのか分かりにくいかと思いますが、続けていくことで変化を感じ取れるようになります。
なんだかゴワゴワしていた翌朝は、肌がくすんでいることが多いなど、自分の肌状態が翌日どんな風に変化するのかある程度予想することもできるようになります。
こういった事が分かってくると、
「今日は少し保湿成分が高配合されいるクリームを使おう」
「油分が全く足りない感じがするからオイルを活用しよう」
などと判断することができ、肌状態の変化にも機敏に反応できるようになっていきますよ。
スキンケアが一通り終わってから変化を感じるまでの時間
スキンケアが終わった後、就寝までに肌変化を感じる時があるかと思います。
特に、その変化が乾燥だという場合。
また乾燥によって肌を守ろうと皮脂が過剰分泌する場合。(生理前のホルモンバランスの変化や、ストレスや食生活などの影響で皮脂が過剰にでる場合もあります。)
こういった変化を感じるということは自分の肌自体の保湿力が落ちていると思ってください。
ここで、今使っているアイテムよりも更に水分キープ力が強いアイテムを使えば、このような肌変化を感じるまでの時間は長くなるでしょう。
美肌になる為の最終目的は、自分の肌自体がきちんと機能している状態ですよね。
それを目指す為に、できるだけ乾燥を感じないようなスキンケアしつつ、自分の肌がきちんと機能してくれるとうな肌作りを日々していく必要があります。
きちんと機能する肌作りは、スキンケアでの対応、内側からの対応の両方が必須です。
自分の肌はどの程度で乾燥などの変化を感じますか?
できれば変化を感じないようなスキンケアにしてあげるようにしてあげましょう。
朝の肌状態
忙しい朝に肌チェックするのは面倒かもしれませんが、時間はかからないので行うようにしましょう。
まず、起きた瞬間、自分の肌はどんな状態ですか?季節によっても変化があるでしょう。
乾燥してカサカサしているようでは、昨晩のスキンケアでは少し保湿対策は足りなかったかなと思います。
また、皮脂でギトギトしている場合は、乾燥からのものなのか、内側からのものなのか、またはスキンケアアイテムが合っていないのかなど考えてみましょう。
そして肝心なのは、洗顔後です。
洗顔料を使う、使わないに限らず、洗顔後の肌状態は必ずチェックしましょう。
スキンケアをする前の肌はしっとりしていて手の平で覆ってみてもしっとり感を感じますか?また、くすんで見えたりはしてませんか?
逆に、顔を洗った途端にカサカサ、ガサガサ、痒みを感じるなどという場合はしっかり保湿対策をしなければ肌トラブルを更に引き起こしてしまうかもしれません。
「化粧水をつける時の肌確認」の部分でも書いたように、毎日比較することでわかってくるので毎日どんな感じかな?と数十秒でもいいのでチェックするようにしましょうね。
肌トラブルのほとんどのきっかけは、肌乾燥です。
肌が乾燥すると、普段は感じないようなことでも大きな刺激として感じてしまうのです。
闇雲にアイテムに頼る前にまずは自分の肌状態をチェックできるようになりましょうね。