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常岡珠希(Tsuneoka Tamaki)
TTMK.LLC代表/美容家
2016年にTTMK合同会社設立 代表/美容家
TTMKのスキンケアブランドPARTIEは2018年より販売開始
コンセプト設計から成分処方、パッケージ選定と化粧品製造業務に携わっている
常岡プロデュースのスキンケアアイテムは【肌に負担の少ない、必要なもののみ与えるケア】ができると多くの支持を得ている
化粧品企画製造開発の知識と経験を活かし、肌悩み解決ができるよう、スキンケアアイテムの成分や選び方、使用法についてセミナー・パーソナルレッスンを行い多くの人の肌悩み解決に邁進している
メディアでの執筆、企業セミナー講師もつとめる

【2024/09】Monthly BeautyBrush Letter

INFO

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「秋の夜長」という言葉があるように、これからの時期は夜がぐっと長くなりますね。

自宅で過ごす夜時間、どんな風に楽しもうか、何をしようか考えるのがわくわくする毎日です。

tsuneoka

秋というと、読書、食欲、スポーツ、芸術など…。色々思い浮かびます。

例えば、読書。

最近だと「すぐ読みたい!」という本はKindleで購入して、タブレットで空き時間に読むことが多い。

ただ、自分が読みたいと認識していないけれど、感覚的にその時惹かれる本ってありますよね。

そういうものは、本屋さんに行った方がやっぱり出会える率が高い。

移動時間、空き時間にはKindleで。
夜、寝る前の読書タイムは紙の書籍で。

そんな感じで、自然と分けるようになりました。

みなさんはどうでしょう?

暑さ和らぎ、楽しいことも新しくできる季節ですが、美容面でいうと結構ハードな時期でもあります。

先日のメルマガでも少しだけ触れたのですが、さまざまな要因で肌トラブルが起きやすいのがこの時期。

鏡を見た時に「なんだか、老け込んだ…?」と思う時があるかもしれません。

tsuneoka

こういった瞬間って、ふとした時に訪れますよね。

ただ一時的に感じるだけならいいのですが、この肌トラブル・不調のまま放置してしまうと過酷な乾燥シーズン、冬にさらなる大きな悩みを抱える可能性が高くなってしまうのです。

そして、冬に肌トラブルが起きると、改善するまでにかなりの時間、労力を費やすことになってしまう…。

これは経験したことがあるなら、絶対に避けたいと思いますよね。

毎年、秋頃に「これに注意して!!」とブログ、SNSを通して書いています。それは、過酷な乾燥シーズンを迎える準備でもあるのです。

では、この時期に何をすればいいのか?

一気に色々とやるのは大変ですし、肌にとって負担を与えてもよくありません。

9月はまず、この3つのポイントに注意してみましょう。

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この記事の著者

TTMK.LLC代表/美容家
常岡 珠希 (Tsuneoka Tamaki)
化粧品企画製造・セルフ美容スキンケア講師歴7年

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2016年にTTMK合同会社設立 代表/美容家
TTMKのスキンケアブランドPARTIEは2018年より販売開始。
コンセプト設計から成分処方、パッケージ選定と化粧品製造業務に携わっている。
常岡プロデュースのスキンケアアイテムは【肌に負担の少ない、必要なもののみ与えるケア】ができると多くの支持を得ている。
化粧品企画製造開発の知識と経験を活かし、肌悩み解決ができるよう、スキンケアアイテムの成分や選び方、使用法についてセミナー・パーソナルレッスンを行い多くの人の肌悩み解決に邁進している。メディアでの執筆、企業セミナー講師もつとめる。

インスタグラム(フォロワー5.8万人)ではメイク・ヘア・スキンケア投稿が人気。

1年で最も老け込みやすい時期は?

秋が最も老け込みやすい時期…?

なぜ、最も老け込みやすいと言われているのでしょうか。

tsuneoka

それは、いくつかの要因が重なるためなのです。

  • 夏に受けた紫外線ダメージが肌に現れる
  • 湿度が徐々に低下してくるため肌が乾燥する
  • 肌のモイスチュアバランスが崩れる

長い夏、紫外線を浴び、そのダメージが肌に現れてくるのがこの季節。

  • くすみ
  • ごわつき
  • 乾燥
  • 小じわ

そして、なんだか元気のない肌…。

tsuneoka

さらに、9月になると徐々に気温と湿度が下がってきます。

いままでの環境と少し変わってくることで、肌の乾燥を感じたり、モイスチュアバランス(水分•油分量のバランス)が崩れたりしやすい。

大きなトラブルではないから、とりあえずそのままに…としてしまうと、本格的な乾燥シーズンに突入します。そうなってからケアしても、なかなか改善しないことが多いのです。

よって9月のケアは夏に蓄積したダメージを少しでも和らげ、冬に向けて対策をとっていくことが重要。

ここでしっかり肌と向き合うことで、10月以降、そして冬、年明けの肌が変わってきますよ。

では、実際に何をすればいいのか?

  1. 紫外線ダメージを少しでも和らげる
  2. 湿度低下に対応する
  3. モイスチュアバランスを整える

この3つのポイントをチェックしていきましょう。

紫外線ダメージを少しでも和らげる

夏に浴びてしまった紫外線。

時間が経過してしまうと、無かったことにはできません。

メラニン生成の過程において、少し時間経過してから使用するとよい成分もありますが(また、別記事で紹介しますね。)、基本的には0にすることは難しい。

tsuneoka

だからといって、何もできないわけではありませんよ。

以下の4つのポイントをチェックしていきましょう。

秋も引き続き紫外線対策

9月になったからといって、紫外線は0になりません。

夏に浴びた紫外線のケアばかりでなく、「今後浴びる紫外線に対しての予防」は必須。

夏は汗や皮脂で日焼け止めが流れてしまったり、そもそも暑いので対策が面倒だったりしてしまいますよね。

tsuneoka

ある意味、少し暑さが和らいできた9月はケアもしやすくなります。

紫外線量は引き続き多いので、夏と同じ物を使用していてOK。

9月下旬から10月に入るくらいになったら、日照時間が短くなってくるので、日焼け止めも秋冬に適したものへ切り替えていくといいですね。

肌を作るビタミンを摂取

ダメージを受けた肌は「再生」しようとします。

tsuneoka

その時に必要な栄養素が足りないと、良質な肌が作られません。

ビタミンCは肌のコラーゲンを生成する時に使われるので、紫外線量が多い時期こそ積極的に。

またビタミンB2は肌の再生に役立つ成分。

うなぎやブリ、モロヘイヤに多く含まれています。

そのほか、鰹や鮭、レバーに豊富に含まれるビタミンB6。

マグロやサバ、たらこに豊富に含まれるナイアシンなど。

食材名でみるとピンとこないかもしれませんが、1回で沢山摂取しようとしなくてOK。

tsuneoka

毎日の食事で1、2つほど食材を決め、そこからメニューを考えていくといいですね。

サプリメントで補うのもよいですが、食事からとったほうがバランスよく摂取できるので、できる限り食品を意識してみましょう。

保湿対策を強化する

乾燥した肌は紫外線のダメージをより多く受けます。

肌が潤っていると、外からの見た目だけでなく受けるダメージが減るので結果的に健やかな肌維持がしやすくなりますね。

保湿対策としてはこの時期、使っているスキンケアアイテムの量や順番をすこし変えてみるのもよいでしょう。

水分が足りないなと感じる場合は、化粧水をいつもより多くつける。

tsuneoka

化粧水は出来る限り水分を保持できるような保湿成分が多く入っているものがおすすめです。

肌が硬く感じる場合は、先にピュアオイルを肌に薄く塗布してから化粧水を塗るようにする。

先にオイルを塗ることで、その後に塗る化粧水の入りがとても良くなります。

PARTIE フラフィースキンピュアオイル

乾燥しない美白成分の活用

美白成分配合のものを使うと乾燥しやすく感じるという方も多いですよね。

確かに水溶性ビタミンC誘導体が配合されているものは肌乾燥を感じやすいものも多いです。

最近のものは保湿成分もしっかり組み合わされていて使いやすいものも多くありますが、肌が乾燥しているときには特に意識して乾燥しない美白成分を活用するといいですね。

また、この時期は、季節の変わり目ということで、あまり刺激が強い成分を使わない方が良い場合もあります。

tsuneoka

そこでおすすめなのは油溶性ビタミンC誘導体です。

油に馴染みやすい性質を持っているビタミンC誘導体のことを指します。

水溶性ビタミンC、誘導体ほど作用が強くなく、即効性もそこまでないのですが、長い目で見て使いやすいアイテムが多いですね。

アイテムを調べるときには「油溶性ビタミンC誘導体 クリーム」などと検索すると、いろいろ出てきます。

自分のスキンケアスタイルに合ったものを選ぶと良いですね。

湿度低下に対応する

9月に入ると気温が徐々に下がってくるだけでなく、湿度もだんだん落ち着いてきます。

日本の夏は湿度が高く、ムシムシとして体力も奪われやすいですよね。

秋になると少し楽になってきます。

tsuneoka

まだこの時期は、肌が乾燥するほど外気の湿度が下がるという事はありません。

しかし、肌からすると湿度が高かったのに、少し下がってきて変化があると感じますよね。

また、家では空調を使用していると思っていた以上に、湿度が低い状態になっている可能性もあります。

これは秋に限ったことでは無いのですが、出来る限り自宅の湿度管理はしっかりとしたほうが良いですね。

また、冬に向けて加湿器を準備しておくのも良いでしょう。

私は昨年象印の加湿器を購入したのですが、こちらとても良かったです。

本格的な冬なったときには、どこも品切れ状態になるほど人気だったので、まだ加湿器を持っていないと言う方は早めにチェックしておくといいですね。

モイスチュアバランスを整える

モイスチュアバランスとは、肌の水分、油分量のバランスのことです。

このモイスチュアバランスが崩れると、肌が乾燥したりトラブルが起きやすくなります。特に崩れやすいのは季節の変わり目。

でも、自分の肌のモイスチュアバランスが整っているか崩れているかはどうやって判断すれば良いのでしょうか。

tsuneoka

そこでおすすめなのが「朝の肌チェックを習慣化」することです。

限り、毎日同じ時間、そして同じ条件で肌状態がどうかをチェックします。

体重と同じでチェック時間や条件が違うと、参考にならないので注意しましょう。

まずは起きたときに、鏡で肌を目視。

皮脂が多く出ているか、テカっているか、肌トラブルは起きていないか確認しましょう。

tsuneoka

私の場合は、「洗顔した直後の肌」を手で触れて確認することが多いです。

洗顔した直後の肌はまだスキンケアも何もしていない状態です。

この時に肌に触れてみても、ものすごく乾燥を感じるのか、しっとり感じるのか、肌触りはどうかなどを確認します。

1日だけチェックしただけではわからないのですが、日々これを続けていると、自分の肌の変化がわかるようになってきますよ。

今日はちょっと乾燥しているな、なんだか重たい感じがするな、顔洗ったけれどもいつもよりも油分を感じるような気がする。

あくまでも、過去の自分との比較です。

この変化を感じ取ることで、その後のスキンケアでも対応ができるようになるのです。

紫外線をたっぷり浴びた夏、それほど楽しかったということですよね。

秋冬もしっかり充実させることができるように、肌トラブルはできるだけ起きないようにしたいです。

そのためには9月はとても大事な時期なので、しっかりと自分の肌に向き合ってみてくださいね。

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