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常岡珠希(Tsuneoka Tamaki)
TTMK.LLC代表/美容家
2016年にTTMK合同会社設立 代表/美容家
TTMKのスキンケアブランドPARTIEは2018年より販売開始
コンセプト設計から成分処方、パッケージ選定と化粧品製造業務に携わっている
常岡プロデュースのスキンケアアイテムは【肌に負担の少ない、必要なもののみ与えるケア】ができると多くの支持を得ている
化粧品企画製造開発の知識と経験を活かし、肌悩み解決ができるよう、スキンケアアイテムの成分や選び方、使用法についてセミナー・パーソナルレッスンを行い多くの人の肌悩み解決に邁進している
メディアでの執筆、企業セミナー講師もつとめる

質の高い、いい石けんを使いましょう。その見分け方とは

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スキンケアで最も重要なのは、「洗う」というケアです。

きちんと汚れを落とせていなければ、その後にどんなに有効成分が配合されている美容液を使っても肌表面にきちんと入っていかず、肌変化はなかなか期待できないでしょう。

 

かといって、洗浄力が高すぎて、なおかつ刺激も強いものを使用し続けていては、肌に元々存在する潤いをキープする成分も洗い流してしまい乾燥や乾燥からくる過剰な皮脂分泌に悩まされれることもあります。

洗うという行為であるクレンジングや洗顔が、いかに重要かは今までも色々と書いてきたので気を使われている方も増えてきているかなと思います。

そこで今回は、洗うものこそ質の高いものを使ってほしいということからちょっとした石けんの見分け方をご紹介したいと思います。

 

 

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この記事の著者

TTMK.LLC代表/美容家
常岡 珠希 (Tsuneoka Tamaki)
化粧品企画製造・セルフ美容スキンケア講師歴7年

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2016年にTTMK合同会社設立 代表/美容家
TTMKのスキンケアブランドPARTIEは2018年より販売開始。
コンセプト設計から成分処方、パッケージ選定と化粧品製造業務に携わっている。
常岡プロデュースのスキンケアアイテムは【肌に負担の少ない、必要なもののみ与えるケア】ができると多くの支持を得ている。
化粧品企画製造開発の知識と経験を活かし、肌悩み解決ができるよう、スキンケアアイテムの成分や選び方、使用法についてセミナー・パーソナルレッスンを行い多くの人の肌悩み解決に邁進している。メディアでの執筆、企業セミナー講師もつとめる。

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質の高い石けんでの洗顔で、刺激は少なく汚れは落とす

 

そもそも、洗顔料の中で「石けん」とは何か?ということなのですが、石けんはあくまで界面活性剤の1つになります。

 

界面活性剤は沢山の種類があり、その性質によって洗顔料に使われたり、シャンプーに使われたり、コンディショナーに使われたり、乳液やクリームに使われたりします。

なので、石けんといわれたら、界面活性剤の1種なんだなと思ってくださいね。

 

 

時々、「石けん=固形のもの」と思われている方もいらっしゃいますが、石けんは固形のものも液体のものも、フォームタイプのものも様々ありますよ。

 

 

 

 

 

では、質の高い石けんというのは、どういうものなのか?

 

石けんの原料は天然油脂になります。

油脂というと、動植物からとれる油ですね。

 

よく聞く身近なものだと、アルガンオイルなどかなと思います。PARTIEのリッチモイストクレンジングオイルのメインオイルであるライスブランオイル(米ぬか油)も、油脂ですね。

 

 

油脂は「脂肪酸」とグリセリンというものから組成されています。

パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、・・・などと耳にしたことがあるかと思います。
油脂によって、脂肪酸の組成は違います。

 

 

また、油脂の特徴は脂肪酸の組成によって変わってくるのですが、実は石けんにした時の洗浄力や刺激などにも関係してくるのです。

 

 

石けんを購入した時に、裏の表示をみていただきたいと思います。

 

 

「石けん」としかかかれていないものもあれば、

「パルミチン酸、ステアリン酸、水酸化K、グリセリン」という表記だったり、

TOKUNの泡石けんのように油脂名で記載されているものもあります。

 

 

ちなみに、石けんという表記だけだと、どんな油脂を使っているのかは分かりません。

 

 

 

 

さて、お店で見かける石けん。
裏面を見た時によく見かけるのは「ヤシ油」という表記です。

ヤシ油の脂肪酸の組成をみると、

ラウリン酸 48%
ミスチリン酸 16%
パルミチン酸 9%
ステアリン酸 2%
オレイン酸 6.5%
リノール酸 2%

となっています。(他、カプリル酸、カプリン酸など)

 

 

ラウリン酸や、ミスチリン酸は、泡立ちがいいのですが、洗浄力はさぼど高くないのに刺激性は高いといわれています。

パルミチン酸や、オレイン酸は、泡立ちは特段いいわけではありませんが、洗浄力はきちんとあるのに刺激性は低いと言われています。

ステアリン酸は、洗浄力は高く刺激は低いののですが泡立ちはよくありません。
リノール酸は、洗浄力も刺激性もさほど高くはありません。

 

 

 

このような感じで、脂肪酸によって特徴が見られるんですね。
どんな油脂を使っている石けんなのかということで、石けんの洗浄力や刺激性といった、「石けんの質」を見ることができるのです。

 

ちなみに、TOKUN化粧品の泡石けんに使用されている油脂は、スイートアーモンドオイル、ココナッツオイル、アルガンオイルです。

 

スイートアーモンドオイルは、

オレイン酸 68%
リノール酸10%

と、オレイン酸が約7割をしめています。

 

 

ココナッツオイルは、ヤシ科のココヤシという種類の木からとれます。
先ほどあげた、ヤシ油ですね。

 

 

アルガンオイルは、

パルミチン酸 12.3%
ステアリン酸 5.6%
オレイン酸 44.6%
リノール酸 31.1%

オレイン酸とリノール酸が多いですね。

 

 

このような構成でTOKUNの泡石けんは作られています。
洗浄力や泡立ちなどを考え、バランスよくブレンドすることで刺激は極力低くし、しかし洗浄力はきちんとある石けんとなっています。

 

実際、TOKUNの泡石けんを使われた方は実感されているかと思いますが、石けんなのにびっくりするほどつっぱりません。

私もTOKUNの石けんを使うまでは石けん特有の、肌がぴっとはるような洗い心地が苦手だったのですが、こちらを使い始めてから質の高い石けんはやっぱり使用感が全く違うなと思いました。

 

 

 

クレンジングと洗顔で、肌が変わるといっても大げさではありません。

「洗う」アイテムこそ、質の高いアイテムを使ってあげてくださいね。

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